人と動物のより良い共存社会のために

神戸市獣医師会について

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公益社団法人 神戸市獣医師会とは

昭和24年6月1日に制定された現行獣医師法の下、各都道府県獣医師会が設立された。
昭和39年12月12日に社団法人神戸市獣医師会設立準備総会を開催した。
昭和40年1月27日社団法人神戸市獣医師会設立発起人会、昭和40年1月30日社団法人神戸市獣医師会設立総会を開催した。
昭和40年5月6日設立認可(兵庫県指令文第299号)を受け、昭和42年2月28日日本獣医師会第21回通常総会において日本獣医師会正会員となり、昭和42年4月1日より社団法人兵庫県獣医師会から独立をし社団法人神戸市獣医師会となった。
公益法人制度改革に伴う移行認定申請を経て、平成23年1月6日に公益社団法人神戸市獣医師会となり現在に至っている。

 

会長挨拶

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 1965年兵庫県獣医師会より社団法人神戸市獣医師会として独立してから、はや半世紀が経過致しました。
この間様々な出来事がありました。
なんといっても1995年に発生いたしました「阪神・淡路大震災」は、我が神戸に甚大なる被害をもたらしました。
6400余名の尊い人命が失われ、同時に10兆円を超える甚大な経済的被害をももたらしました。
この震災に際して神戸市獣医師会が行った取り組みは、まことに誇らしいものであったと思います。
震災発生からの素早い救護センターの開設に会員すべてが団結し、その後の運営を行いました。
その際、数々の動物愛護団体及び日本獣医師会を始め数多くの地方会のご協力を得ましたことに対し、心より感謝申し上げます。
 さて、近年全国的に動物病院が直面する状況には、厳しいものがあると言わざるを得ません。
神戸市内においても例外ではなく、少子高齢化に伴う人口の減少が動物の飼養頭数の減少という形で表れ、経営面で大きなマイナス要因となってきています。
動物との共生は市民生活にとって生きがいをもたらすものと思います。
市民が安心して動物との共生生活が楽しめるよう、新たな取り組みを展開したいと考えています。
しかしながら、動物由来の人への感染症の存在は、動物診療に様々な課題を提起し、我々獣医師はその対策を求められています。
このような課題の解決には開業獣医師単独での対応には限界があり、神戸市医師会等との連携はもとより関係行政機関との連携が不可欠となっています。
狂犬病予防事業に関しては、2015年度より、神戸市との業務受託契約による部分的な協力体制から、主体的に取り組む(事務取扱すべてを含む)全面受託へと大変革しました。
神戸市内の狂犬病予防事業は、我が神戸市獣医師会が担うという重い責任を自覚し、今後は今までにも増して全力を挙げて取り組んでいく所存であります。
同時に市民の抱く動物愛護の精神は日々向上しており、動物愛護に関するさらなる取り組みの展開をも求められています。
所有者不明の動物、とりわけいわゆる地域猫等が周辺環境に及ぼす公衆衛生上の悪影響の改善については、人道的な、動物愛護の精神に満ちた今までにない抜本的な取り組みが求められています。
これを実現するためには、動物愛護団体や神戸市との協力体制が不可欠であると考えています。
神戸市獣医師会は、この問題についても中心的な役割を果たすべく取り組んでまいります。

 

公益社団法人神戸市獣医師会
会長 中島克元

 

事業計画・事業報告

 

公益社団法人 神戸市獣医師会 入会のご案内

公益社団法人神戸市獣医師会は狂犬病をはじめとする人獣共通感染症の予防活動や正しい飼育の啓発活動を通して公衆衛生の向上を図るとともに、獣医師の公衆に対する使命を果たすことにより、その社会的地位を高めるよう結成された会です。
このため、兵庫県、神戸市等と連携し公衆衛生活動を行うとともに、学術知識の向上を図るべく症例検討会や講習会などを開催し、動物愛護及び適正飼育管理を推進するため、学校園への訪問飼育指導や不妊手術の実施、傷病野生鳥獣の救護などを行っています。
また、災害時における動物救護活動を行うため兵庫県と協定も締結しております。
併せて会員同士の結びつきを強めるように親睦会等の開催もしております。
本会は、それらの目的に賛同してくださる神戸市内の獣医師の方々に会員になっていただくよう広く呼びかけております。
詳しくは事務局(078-231-1675)までご連絡ください。
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